本文へスキップ

うちわ絵

昭和の初期、引札(商店の開業や特別な催しを知らせる印刷物)と同じように広告アートとして、重要視されたのがビラやうちわ絵で、その中にラジオや蓄音器が描かれているというのは、何か不思議な気がします。当時、ラジオは家庭の娯楽の中心的存在だったのではないでしょうか。

女の子とラヂオ

ラヂオを聞き入っている可愛い女の子の姿が何ともいえません。良家の子女をモデルにしたのでしょうか。髪型といい洋服といい、お洒落なデザインは今の時代でも斬新さを感じさせます。洋室のテーブルの上に置かれたたラヂオ、右側のツマミが小窓付のダイヤルで同調ツマミでしょうか。

ニュース

戦争に行っているお父さんを想いながら、ラヂオの軍事ニュースを聞いている家族。大陸での連戦連勝のニュースでしょうか。女の子は拍手、男の子はバンザイをしています。当時の一般的な家庭の様子が伺えます。テーブルには帆船がデザインされたスピーカーグリルのラヂオ。その上には時計が置かれています。

磨けよ魂  鍛えよ身体

『躍る旭日の光を浴びて 屈よ伸せよ吾等が腕 ラヂオは号ぶ一二三』朝のラジオ体操でしょうか。右上に描かれたラヂオは、竪琴のデザインを持った大型のラヂオ。台座には『RADIO』と書かれています。

商工ニュース

ラヂオのラッパスピーカーからは「ニャゴー・ゴヒイキニ」、猫は「ニャント・ゴテイネイニ」と応えています。横から描かれたラヂオは正面の大型ダイヤルやスピーカープラグ、背面のアンテナ端子などが細かく描かれています。













少女国防隊

ラヂオから流れる戦勝ニュースを聞きながら、地図に日の丸の小旗を立てている男の子。日の丸片手の少女のタスキには『少女国防会』と書かれています。国をあげて戦意高揚一色の時代を感じさせるものです。左のテーブルの上にはエアープレーンダイヤルのラヂオが置かれています。











童 謡

『イマカラ、ラヂオデ、オモシロイ、ツキヨノ、ウタヲウタイマス。トホイケレドモ、ラヂオナラ、オツキサママデ、トドキマス。』
月夜の晩、子供たちが家の中でテーブルの上のスピーカを囲んで童謡を唄っています。洋風の家の屋根にアンテナが張ってあります。


山形ラジオ少年のプロフィール

住所:山形市
年齢:団塊の世代
趣味:ガラクタ集め

    

お問合せ メール